【切迫早産入院】夜どうしても寝れないときにやっていた6つのこと

妊娠

点滴の副作用で寝れない

寝たきり生活で夜寝れない

同室の人が気になって寝れない

そんな風に思ってはいませんか?

切迫早産での入院生活は、様々な問題やつらいことがあると思います。

今回は、夜寝れないときについて自身の体験を踏まえ、対応策をご紹介します。

わたし
わたし

妊娠24週で切迫早産になり、約3か月半入退院を繰り返しました

切迫早産とは

まず切迫早産とは、早産の危険性がある状態、早産が差し迫っていることを言います。

お腹の張りや痛みが起こると子宮が収縮します。それにより、子宮の出口までの長さである頚管長が短くなってしまいます。

さらに短くなってしまうと、子宮の出口である子宮口が開きかけてしまうのです。

子宮口は通常、正産期前後になるまで固く閉じています。

早産で生まれてしまうと、身体機能の未発達によって生命維持が難しい状態になってしまったり、低体重や未熟児、発達の障害など様々な危険性があります。

それを避けるため、早産を進行させないように薬や点滴での治療があります。

また、お腹が張らないように、できる限り動かない絶対安静生活が必要になります。

切迫早産入院で夜寝れないときの原因6選

次に、夜寝れないときの原因としてどのようなケースがあるのか見ていきます。ここでは6つ上げました。

1 点滴の副作用で寝れない

切迫早産入院では多くの場合、点滴の治療があります。

点滴として用いられている子宮収縮抑制剤のリトドリン(ウテメリン)には副作用があります。

動悸や手の震え、ぼーっとした感じなどがあり、点滴の差しはじめに強く表れます。

そのため、副作用によって苦しくなり寝れないことがあります。

2 日中寝たきりのため寝れない

切迫早産は絶対安静を求められるので、基本的に寝たきり生活になります。

日中に体を動かす機会がないので、なかなか寝付けないことがあります。

また、寝たきり生活ではお昼寝もしがちになります。昼間にたくさん寝てしまった時も、夜寝れない原因になります。

3 大部屋のため夜中の人の出入りが騒がしい

大部屋での入院の場合は、夜中の人の出入りが頻繁に起こることがあります。

同室の人の入院原因は様々で、それに応じて人の出入りにつながってしまいます。

たとえば深夜に治療がある人、夜中に容体が悪くなってしまった人、本格的な陣痛が始まってしまった人、 新規入院患者が入るなどです。

このようなことが起こり、それに応じて人の出入りや話し声、ライトなどが気になってしまうことがあります。

4 同室の人が気になってしまう

こちらも大部屋のケースですが、消灯後のテレビの視聴でチカチカ眩しい、イヤホンの音漏れがある、いびきがうるさく感じるなど、他の人がどうしても気になってしまい、寝れないことがあります。

5 精神的に不安定になってしまった

慣れない入院、寝たきり生活で好きなことができない、そしてコロナ禍による面会禁止で家族にも会えないという人も多いのではないでしょうか。

制限が多く、ストレスが溜まってしまったり、悲しくなったり、イライラや孤独を感じることもあると思います。

6 赤ちゃんの泣き声が気になる

夜泣きが激しくなかなか泣き止まない赤ちゃんもいます。

わたしは、これから産む身として「大変だろうなぁ」と思いながら、長期入院により苦しい思いをしていることもあってか、時にうるさく感じてしまったり、泣いているのでさえ、赤ちゃんがいることに対するうらやましくさを感じてしまったりなど、複雑な感情を抱いていました。

切迫早産入院で夜寝れないときの対応策

では、夜どうしても寝れないときどうすればよいのでしょうか。

わたしがどうしても寝れないときに実践していたことがこちらです!

① 無理に寝ようとしない
➁ 落ち着く音楽を聴く
③ 気持ちがつらいときは泣いてしまう
④ 部屋を変えてもらう

⑤ アイマスクをする
⑥ 寝るのをあきらめて動画や見逃し配信を見る 

①無理に寝ようとしない

まず、寝れないときは、無理に寝ようとしないことを大事にしていました。
無理に寝ようとすると余計にストレスがかかってしまうかもしれないからです。

「夜寝れなくてもいいや」「また明日の昼間お昼寝をしよう」と気楽に考えましょう。

➁落ち着く音楽を聴く

そして、寝れないときによくしていたことは、音楽を聴くことです。

好きなアーティスト、落ち着いた洋楽など、リラックスできる音楽を聴いていました。

③気持ちがつらいときは泣いてしまう

気持ちが不安定で泣いてしまいたい、そんな時は、我慢せずに泣きましょう。

わたしがはじめて入院した日、同室の人が助産師さんに励まされながら泣いていました。きっと長いこと入院していたのでしょう。

その日の夜、なんだか急に悲しくなってしまい、わたしも静かに泣きました。気持ちをため込んでしまうことを防げるので、泣くことで吐き出してしまうこともおすすめです。

④部屋を変えてもらう

大部屋で落ち着いて過ごせないなど、他の人が気になる場合は、個室他の大部屋へ移動することもできます。

その際、部屋の空き状況や、症状の緊急度合いによって部屋の割り当てが違うので、移動したいときは助産師さんに確認してみましょう。

もし、音漏れなど迷惑行為があれば、助産師さんに相談することで注意してもらうことができます。

わたしは、同室の人で消灯時間を過ぎても電話を頻回にする方がいました。助産師さんにそのことを相談し、注意してもらうことができましたが、それでも変わりませんでした。なので、他の大部屋に移動させてもらいました。

部屋が変わったので気分転換にもなり、その後は快適に過ごせました。

⑤ホットアイマスクをする

リラックス効果のあるホットアイマスクもおすすめです。目がじんわり温まり、アロマの香りが付いているものもあります。

入院中は大きなストレスがかかっているので、少しでも気持ちをやわらげられるとよいですね。

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⑥動画や見逃し配信を見る

何をやってもどうしても寝れないときは、好きな動画や見逃し配信を見ていました。

スマホの画面を見ることは、脳が覚醒し寝づらくなってしまうことにつながります。とはいえ、何をしても寝れない場合はもうあきらめて視聴していました。

見ているうちに、知らない間に寝てしまっていたこともありました。

まとめ

自身の長期入院の体験をもとに、夜寝れないときの原因と対応策について記述しました。

入院と治療による負荷やストレスで寝れない、周りの環境が合わないなどを原因としてあげました。

寝れないときの対応としていくつか書きましたが、無理に寝ようとせずに過ごしていれば知らないうちに寝てしまっていることもあります。夜寝れなくてもまた昼間寝ることもできるので、気楽に考えることが大切です。

今もつらい時間を過ごされている妊婦さんへ、今日も一日過ごし切った自分を労ってあげてください。どうか少しでも穏やかな気持ちでいられますように。

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