母乳の分泌をよくしたい!お家でアロママッサージとハーブティー

産後

母乳の出が悪く、悩んだり落ち込んだりしていませんか?

今回は、お家でもできるアロママッサージとハーブティーを使ったセルフケアをご紹介します。

リラックスできて、なおかつ母乳の分泌を促してくれるような、そんな内容になっています。

母乳の分泌促進!授乳中のアロマオイル活用法

ハーブなどの植物が持つ香りには、リラックス効果など人の健康に効果がある芳香成分が含まれています。

その香りのエッセンスのことを精油エッセンシャルオイルといい、古くから自然療法(アロマセラピー)として人々の生活を支えていました。

精油の種類と特徴

精油には、よく知られているリラックス効果以外にも、健康や美容に効果的な成分が含まれているものがあります。

中でも、母乳の分泌を促すような効果がある、パルマローザという精油があります。

イネ科の植物で、バラに似たドライな香りをもつのが特徴です。

また、乳首に痛みがあるときには、痛みと炎症を抑え、皮膚の成長を促す効果のある、真正ラベンダーがあります。こちらは、リラックス効果でも有名ですね。

落ち込んでいて、気分をリフレッシュしたいときには、柑橘系のグレープフルーツスイートオレンジベルガモットマンダリンレモンを使用すると、元気な気持ちになるのに効果的と言われています。

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精油の選び方

様々なメーカーや種類がありますが、ここで選び方のポイントをご紹介します。

 選び方のポイント
・100パーセント天然のもの
・遮光性のあるガラス瓶入りのもの
・製造日が古くないもの

まず、100%天然のものを選ぶということです。

アロマを使い芳香成分を体内へ取り入れるため、品質の良いものを使う必要があります。

商品によっては、合成香料やアルコールが加えられている場合があります。

そのようなものは、肌の炎症を起こしたり健康を害してしまう危険性があるので、購入前に商品表示をよく確認し、「精油」や「エッセンシャルオイル」と表記のあるもの、また100%天然由来であることを確認しましょう。

もうひとつのポイントは、遮光性のあるガラス瓶入りのものを選ぶということです。

精油は、日光や熱の影響を受けやすくなっています。そのため、光を通さない褐色ブルーなどの瓶に入ったものを選びましょう。

さらに、商品が製造されてから長い時間が経っているような古いものもよくありません。

安心安全に使いたい場合には、製造年月日を合わせて確認するとなおよいです。

マッサージオイルの作り方

用意するもの
・精油
・キャリアオイル
・ビーカー
・ガラス棒
・保存容器

ここでの精油は、母乳の分泌を促すパロマローザとします。自分の目的に合わせて選びましょう。

マッサージをする際、精油の原液は肌に直接塗ることはできないため、薄める必要があります。

薄めるのに使うのが、植物油であるキャリアオイルです。キャリアオイルも精油同様、100%天然の植物オイルを選びます。

こちらも種類がいくつかありますが、代表的なものとして、スイートアーモンドオイルまたはホホバオイルをおすすめします。

精油の希釈濃度は1~3%にします。1%濃度にする場合、10mlのキャリアオイル+精油2滴です。

乳房のマッサージには目安として、キャリアオイル50mlをビーカーで計り、精油5滴を加えガラス棒で混ぜ合わせます。

これで完成です。

多めに作り保存する場合には、遮光性の瓶へ入れ3~4週間以内に使い切りましょう。

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マッサージのやり方

まずは、乳房の根元にある基底部を刺激していきます。

オイルを手に取り、脇の下にある基底部に手のひらをあて、そのまま乳房を中央に寄せます。

次に、乳房の下に手をあて乳房を持ち上げ、基底部を刺激します。

乳首は、マッサージしようとする乳首の反対側の手で乳房を下から支えます。親指・人差し指・中指で軽く引っ張りもみほぐし、柔らかくします。

このように、乳首の周りから乳房全体をやさしくマッサージしていきましょう。

マッサージ以外にも、ディフューザーのように香りを空間に充満させて鼻から取り入れる芳香浴といった方法もあります。

使い分けをしながら楽しむのもよいですね。

ハーブティーの効果

ここからは、ハーブティーについてご紹介していきます。

精油同様、お茶として飲むハーブにも様々な効果があります。

母乳の分泌を促す効果のあるものとして、ネトルというハーブがあり、ふんわりとした草の香りが特徴です。

また、気分を明るくする効果のあるハーブ、オレンジピールがあり、フルーティーで甘酸っぱいような味が特徴的です。

おいしいお茶の入れ方

まずポイントとして、ポットはあらかじめ温めておきます。なるべく高温で抽出するのがよいためです。

熱湯をポットの4分の1まで注ぎ、30秒ほど置きます。30秒経ったらお湯を捨て、すぐに茶葉を入れます。熱湯ではなく水であっても、レンジで1分加熱すればできます。

茶葉は、1杯当たり2gを目安に入れます。2gはティースプーン1杯ほどです。ここでは、ネトルとオレンジピールを小さじ1/2ずつとします。

お湯を注ぐときは、静かにゆっくり注ぎます。香りが逃げないように蓋をし、2~3分蒸らします。長く蒸らせばおいしくなるわけではないので時間内で行いましょう。

ティーポットを水平に軽く回し、ゆっくりとカップに注げば完成です。

まとめ

産後、母乳の出をよくする効果のある精油とハーブティーとして、パルマローザやネトルをご紹介しました。

香りを感じながら、ぜひご自宅でゆったりとしたひとときを楽しんでみてください。

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