【切迫早産の方向け】生協の個人宅配とグループ宅配徹底比較

切迫早産で買い物に行けなくなったため生協の宅配を利用したい

けど、個人宅配とグループ宅配どちらがいいのかわからない

そんな状況ではありませんか？

この記事では、自身の体や家族の負担を減らしたいといった切迫早産ならではの状況を踏まえ、宅配方法の比較を行っています。

これは実際に切迫早産で3カ月間自宅安静と入院を繰り返した私が、経験を元におすすめしています。

配達方法の変更は後からでも簡単にできるので、気軽に始められます。

切迫早産で買い物に行けないのはどんな状況か

まず、状況から確認していきましょう。切迫早産で買い物に行けない状況として、主に3つのパターンが考えられます。

では、詳しく見ていきましょう。

自宅安静をしなければならない

買い物に行けない状況として、まず一つ目に考えられるのは「自宅安静をしなければいけない」ときです。

自宅安静は、妊婦検診で先生から安静の指示が出されたときに実施の必要があります。下の3つのことが当てはまると、自宅安静の指示が出されることが多いです。

安静度合いは、体の状態に基づいた先生の判断になりますが、トイレ以外動かない寝たきり生活が求められることも少なくありません。

そのような生活になれば外出ができなくなるので、買い物にも行けなくなってしまいます。

旦那さんに買い物を頼みたいが仕事で時間が取りづらい

買い物に行けない状況の2つ目は、共に住む旦那さんが、仕事の都合で買い物の時間が取りづらいというときです。

安静生活で自分が外出できないため、旦那さんにお願いすれば買い物は可能かもしれません。

しかし、旦那さんが日中は外で仕事をし帰りが夜になってしまう場合、休日にまとめ買いをするか、仕事帰りに寄る、のどちらかになってしまいます。

仕事帰りに寄った場合、買い物から帰ってきて、さらにそのあと夕ご飯の支度をすることになると思います。そうすると、安静生活が長く続けば続くほど、旦那さんの負担が大きくなってしまいます。

入院になってしまった

最後に、買い物に行けない状況として、入院してしまった時があげられます。切迫早産が進行したり、お腹の痛みが出てそれが引かなかったりすると、入院になってしまうことがあります。

そうなってしまうと、自分は病院食もあり準備など何もする必要はありませんが、旦那さんは一人で身の回りのことをこなさなければなりません。

またコロナ禍により、面会が禁止になっている病院も多いので、精神的な負担も出てきてしまいます。

なので、なおさら買い物の時間を作ることが大変になってしまったり、一人分の食事を毎回準備する気力が沸かなくなってしまったりという状況にもなりかねません。

コープ・生協の宅配サービスとは

コープ・生協の宅配は、買い物に出ることができなくても、1週間分の食材をまとめて注文し、配達してもらうことができるサービスです。

全国的に展開されているので、どの地域に住んでいても利用することができます。

注文できる商品は、野菜や肉、魚などの生鮮食品から、安静生活で助かる冷凍食品やお惣菜、料理キッドなど豊富な品ぞろえとなっています。

また、日用品や赤ちゃん向けの商品も取り揃えられています。

注文方法は、毎週届くカタログから商品を選び、注文書かネットの専用サイトに番号を記入するシステムです。

注文書の場合は、商品の配達時に次回の注文分としてスタッフの方に回収してもらいます。

ネット注文は、専用のアプリがある地域もあります。ネット上でもカタログが見れたり、注文商品を後から確認できたりと使いやすくなっています。

配達場所は、個人宅配かグループ宅配かによって異なります。個人宅配は自宅の玄関先、グループ宅配は代表の方の玄関先となっています。

グループ宅配はお友達同士でなくても大丈夫です。近所に利用している人がいれば、そのグループに入れてもらうことができます。気になる場合は、近所にグループ宅配の利用者がいるかお問い合わせをしてみましょう。

【比較】生協個人宅配とグループ宅配のメリット・デメリット

ずばり個人宅配とグループ宅配の違いは、商品の配達場所と基本手数料の2つです。

この2つに着目しながら、切迫早産ならではの状況を踏まえ比較・解説をしていきます。

個人宅配のメリット

個人宅配は、自分の自宅に商品が届くため、グループ宅配と違って近所のお宅に取りに行く必要はありません。なので、量や重さも気にせず注文することができます。

個人宅配のデメリット

デメリット①自宅安静中は動くことができないため届いたものが自宅前に置きっぱなし

まずデメリットとしてあげられるのは、切迫早産で自宅安静の場合、動くことができないため届いたものが自宅前に置きっぱなしになってしまうということです。

なぜそのようなことが起きてしまうのかというと、商品が届いたときにそれを受け取りに出たり、商品を持ち上げて運んだりすることができないからです。

切迫早産の自宅安静は、トイレ以外動かず寝たきり生活が必要なことも多いです。そのため、生協が配達に来た時に在宅であったとしても、外に出ることはほとんどの場合できないことが考えられます。

また、安静中は届いた荷物を持ち上げて運ぶこともできません。物を持ち上げたり、重いものを持つ行為はお腹に負担がかかってしまうため、非常に危険です。

コープ生協が自宅まで商品を配達に来た時に、外に出られれば玄関の中まで荷物を入れてくれますが、外に出られないときや不在の場合は自宅前に置き配となります。

なので、自宅安静中は受け取りに出たり、中に運んだりすることができないため、自宅前に置きっぱなしになってしまいます。

デメリット➁入院になった場合も旦那さんが帰るまで商品は自宅前に置きっぱなし

さらに、入院になってしまった場合、外で仕事をしに行っている旦那さんが帰ってくる時間まで、商品は自宅前に置きっぱなしになってしまいます。

冷凍食品や冷蔵の商品は、保冷剤が十分に入った状態で配達されるので、たとえ半日ほどそのまま置いていたとしても、中の食材がダメになってしまうことはほとんどありません。

雨の日は上からビニール袋をかぶせて濡れないように配達してくれます。

しかし、旦那さんの帰りが遅く、猛暑日や台風など天候が悪い日もある中、長時間そのまま置きっぱなしになってしまうことに不安を感じてしまう人も多いのではと思います。

デメリット③基本手数料がかかる

もう一つのデメリットとして、基本手数料がかかってしまうことがあげられます。

個人宅配では注文した商品の購入金額のほかに、基本手数料というものが毎回発生します。実際の金額は地域によって違いますが、おおよそ200円ほどです。

なので、購入金額＋基本手数料という形で毎週の請求書に記載されます。

個人宅配は、毎回の配達に多少ですが基本手数料がかかってしまいます。詳しい金額は居住地域のコープ・生協にお問い合わせください。

グループ宅配のメリット

グループ宅配のメリットは、商品がグループ代表の方のお宅にまとめて配達されるため、自宅前に置きっぱなしになってしまうことが防げます。

自宅安静や入院中に、旦那さんの帰る時間や天候を気にしなくて済みます。

また、3人以上のグループ宅配であれば、基本手数料が一切かかりません。

グループ宅配のデメリット

グループ宅配のデメリットは、まず代表の方のお宅に荷物を取りに行かなくてはならないことです。取りに行く時間をあらかじめその方に伝え、玄関前に置いてもらうなどの対応が必要になります。

また、重いものや量が多い場合は運ぶのに手間がかかります。

さらに、近所にグループ宅配を利用している人がいなければ、利用することはできません。

全国的に展開されている宅配サービスであるため、すでにグループ宅配が利用されている地域は多いと思いますが、詳しくはお近くのコープ・生協へお問合せしてみましょう。

切迫早産にはグループ宅配がおすすめ

以上の比較から、切迫早産には個人宅配よりもグループ宅配のほうがおすすめです。その理由は下の2つです。

切迫早産での安静生活は、行動制限によりストレスがたまり、非常につらく大変な状態になってしまうことが考えられます。

入院生活でも、コロナ感染対策により面会ができず数週間、数カ月もの長い間家族と会えない状況が続くこともあります。私は、そんな生活に精神が崩壊し涙が止まらなかった日もよくありました。

そして、「いつ退院できるんだろうか」「早産になってしまわないだろうか」「旦那はちゃんとご飯を食べているだろうか」など、心配事も増えてしまいます。

そのような状況だからこそ、グループ宅配であれば余計な心配をせずに済みます。

なので、自宅安静や入院中、入院の可能性がある場合にはグループ宅配がおすすめです。

【まとめ】切迫早産で自宅安静や入院中にはグループ宅配がおすすめ

切迫早産ならではの問題から、個人宅配とグループ宅配でどちらがよいのか比較を行いました。

その結果、自宅安静や入院中、もしくは長期入院の可能性がある場合にはグループ宅配がおすすめです。

なので、自宅安静や入院中、もしくは長期入院の可能性がある場合にはグループ宅配をおすすめします。

グループ宅配から個人宅配への変更はいつでも可能です。

気になった方は資料請求からお問い合わせ・申し込みをすることができます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。