子宮頸管が短いと言われた
入院になるかもと言われ不安
自宅安静をしている
こんな状況ではありませんか?
2カ月以上の長期入院を経験したわたしが、入院持ち物リストから厳選して「これはあったほうがいい!」「これの選び方は気を付けて!」といったことをご紹介します。
入院が長期化すると、不便になることや新たにほしい物が出てきます。ぜひ失敗談含めご参考にしてみてください。
切迫早産の入院生活とは
切迫早産の入院生活はどのような様子なのでしょうか。
大きく3つあげるとすると、こんな感じです。
- 24時間点滴による治療
- トイレとシャワー以外寝たきり
- 入院が長期化してしまうこともあり、いつ退院できるのかわからない
まず、切迫早産の治療法は、たいていが点滴になります。張り止め作用のある点滴を24時間刺し続けます。症状の回復や退院の兆しが見えるまで、常に刺しっぱなしになります。
そして、お腹の負担が増えないよう安静にして過ごします。トイレとシャワー以外は基本的に寝たきり生活になります。
入院期間は、体の状態にもよりますが、早産の危険性が低くなるまで退院はできません。症状の回復を待つことになるので、退院がいつになるのか入院の時点ではわからないことも多くあります。
また、点滴を外した後は「張り返し」と言われる現象が起きてしまうので、それによってなかなか退院できず、入院が長期化してしまうこともあります。
【厳選】切迫早産入院持ち物5選
ずばり、あったほうがいい持ち物はこちらです!
- 蒸れにくいスリッパ
- ストロー付きのコップ
- ドライシャンプー
- ふりかけ
- 保湿剤(顔・体・妊娠線)
スリッパは蒸れにくいものがおすすめ
スリッパ選びのポイント
- 着脱がスムーズにできる履きやすいもの
- 蒸れにくいもの
理由
- 切迫早産はお腹に負担がかからないよう過ごすことが重要なため
- 一日中ベッドで過ごしていると足の裏は蒸れやすくなってしまうため
入院で使うスリッパは、履きやすく蒸れにくいものがおすすめです。
スリッパはベッドからトイレやシャワー室、診察室などへ移動する際に必要になります。
切迫早産では、お腹に負担がかからないよう過ごすことが重要になります。
なので、履くときにベッドから足を下してそのままスムーズに履けるものを選ぶことがまず一つ目のポイントです。
ママはお腹がだんだん大きくなり足元が見えなくなります。歩きづらいものだとつまずく危険性もあるので、その点も注意しましょう。
そして、わたしが一番お伝えしたいのが、一日中ベッドで生活していると足の裏は蒸れやすくなっている、ということです。
蒸れは靴下を履けば抑えられますが、普段寝るときに履く習慣がなければ、脱いだほうがリラックスして過ごすことができます。
入院中は行動制限が多くつらいと思ってしまいがちなので、できるだけリラックスして過ごせるようにするのがおすすめです。
そのためベッドから移動したいときは、そのままの蒸れた素足のままスリッパを履いてしまうことになります。そうすると、入院が1週間、2週間と長引くにつれ、スリッパを履くのに嫌な感覚になってしまいます。
「とりあえず履きやすいものでいいよね」「家にあるものでいいや」と思い準備したところ見事に失敗しました。
わたしは入院期間が冬だったため、毛が長めであったか素材のスリッパを持って行ったのですが、これは本当に失敗でした。入院が2ヶ月を超えるころには、嫌な匂いを感じるほどでした。
なので、スリッパは履きやすく蒸れにくい、さらっとした素材を選ぶことをおすすめします。
こちらのようなスリッパであれば、麻素材で蒸れにくく、抗菌・防臭効果もあり長期入院になってしまっても安心できます。
さらに、低反発で歩きやすくなっているところもお腹の大きいママにはぴったりですね!
切迫早産なら超便利!ストロー付きコップ
安静生活には、ストロー付きコップがあると非常に便利なので、おすすめです。
切迫早産は、お腹の張りや頸管長短縮を防ぐため、寝たきりの安静生活を強いられます。
何をするにもお腹に負担がかからないよう気を配らなければいけませんが、水分補給をするときも同様です。
寝たきり生活のため、水分を取りたいときは体を起こす必要が出てきてしまいます。水分補給のたびに体を起こしていては、それがお腹の負担になってしまいかねません。
また、体を起こすたびに負担にならないよういちいち気をつけていては、水を飲むこと自体が億劫になってしまうこともあるでしょう。
そこで、便利なのがストロー付きのコップです。
コップにストローと蓋がついており、寝たままの状態であっても水分をとることができます。
体を起こさずに水分補給ができることによって体の負担や、気持ちの面でも心配を減らすことができます。
このようなコップは、100円均一やドラッグストアなどで購入することができます。
シャワーがないときの頭の気持ち悪さ解消グッズ
シャワーができない日が続いてしまった時のために、頭の気持ち悪さをすっきりさせることができるドライシャンプーを準備することをおすすめします。
切迫早産入院では、多くの場合点滴での治療になります。点滴の針は常に刺しっぱなしで、寝るときもシャワーのときも同様です。
そのため、病院によっては毎日シャワーに入れないことがあります。
早産の進行具合が危険な状態にある場合や、点滴の治療をやめた後の張り返しがある場合もシャワーを許可されないことがあります。
シャワーができない日は、体を拭く濡れタオルが配布されますが、頭はあまりすっきりさせることができません。
シャワーができなくても1日置きであればまだよいかもしれませんが、連続して何日も入れないこともあります。
そこで便利なのが、頭にスプレーするだけで気持ち悪さをすっきりさせることができるドライシャンプーです。
これがあれば、ベッドの上であっても使用できるので非常におすすめです。
病院食はごはんが余ってしまいがち
病院食はごはんが余ってしまいがちなので、ふりかけがあるとおすすめです。
栄養がしっかり考えられている病院食ですが、普段食べている食事と比べると物足りなさを感じてしまうときがあります。
特に、ごはんの量に対しておかずが少なすぎる場合があります。そんなとき、ふりかけがあれば満足できる食事になるかもしれません。
入院生活は毎日寝たきりなので、今日の献立は何かな、と食事の時間が唯一の楽しみになる人も多いのではと思います。
なので、食事をより楽しめるよう、ふりかけなど簡単なごはんのお供があるとおすすめです。
入院生活は肌荒れしやすいので保湿は万全に
入院生活は肌荒れしやすいので保湿グッズをそろえておくことをおすすめします。
妊娠中は肌がデリケートになりがちです。病院は空調が整備され過ごしやすくなっていますが、その影響で乾燥しやすくなっている場合があります。
また、慣れない入院生活にストレスを感じ、肌荒れを起こしてしまうこともあるかもしれません。
さらに、コロナ化により手の消毒やマスク着用が欠かせなくなりました。それによっても肌荒れを起こしてしまう可能性があります。
わたしは、普段の生活よりもマスク着用時間が長くなり、顔の肌荒れを起こしてしまいました。ところが、入院に持ってきていた洗顔や保湿ケアでは改善させることができず悩むこととなりました。
それだけではなく、指や二の腕など体中が乾燥するようにもなってしまいました。
なので、肌荒れするときに使っていた洗顔グッズや、ボディークリームを家族に追加で持ってきてもらいました。
妊娠中は妊娠線ケアも対策しておきたい人が多いと思います。
入院中は肌荒れしやすいことを踏まえ、顔と体両方に対応できるよう保湿グッズをいくつか準備できると安心できますね。
まとめ
自身の経験談から厳選してご紹介した持ち物はこの5つです。
- 蒸れにくいスリッパ
- ストロー付きコップ
- ドライシャンプー
- ふりかけ
- 保湿剤(顔・体・妊娠線)
切迫早産や入院生活は不安になってしまうことも多いので、少しでも頑張っているママさんのお力になれたら幸いです。
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